強制循環式自動アスファルト抽出装置
アーデナック6
概要
 アスファルト混合物中のアスファルトを抽出する試験は品質管理及び検査上重要な試験とされています。このアスファルト抽出試験を抽出から乾燥まで自動的に且つ短時間で、しかも同時に6 試料の試験を行う事が出来る省資源・省力化・環境問題に配慮した試験装置です。

特長
安全性 炭酸ガス自動消火装置を始めとして各種の安全対策は万全です。
全自動 抽出から乾燥まで全ての工程を自動的に行い、常時監視している必要はありません。
短時間処理 抽出から乾燥まで6 時間程度と、試験にかかる時間を大幅に短縮出来ます。
省資源 蒸留再生によって溶剤を自動的に再生・リサイクルするので経済的なランニングコストを実現します。
大量処理 1 本から同時に6 本まで試験することができ、タイマー運転により夜間の無人自動運転も可能です。(1 本当たりの試験試料1Kg 可能)
環境に優しい 抽出溶剤は、環境に優しい炭化水素系溶剤「AS ゾール」を使用します。
優れたオプション 6 点式記録計により、各温度(溶剤・試料・蒸留等)の試験状態を常時監視記録する事ができ、レーザー透過度・設定器により抽出時の液色(黒さ)を数値に表し設定数値以上にて自動乾燥工程に進みます。
作業性 人間工学に基づいた設計により、試験者に負担をかけません。
強制循環式自動アスファルト抽出装置
(オプション装着時)
強制循環式抽出法は、従来のソックスレー法と同じ結果が 得られます。
装置概要
1.運転準備 強制循環式自動アスファルト抽出装置及び付帯装置のスイッチを入れると、約30 分〜60 分後に運転準備が完了します。
抽出・乾燥室に従来のソックスレー法と同様に、円筒ろ紙内に詰めて計量した試料を抽出・乾燥室にセットします。
*抽出促進菅(抽出乾燥を促進させる治具)も円筒ろ紙内にセットします。
2.自動抽出工程
*この工程を一定回数又はレーザー透過度・設定器により抽出完了するまで繰り返します。
3.自動乾燥工程

抽出試験結果 各種溶剤による可溶分試験結果(JIS K2207 準拠)
溶液 可溶分(%)
アスファルト AS ゾール 1.1.1 トリクロロエタン 他社A 他社B
ストレートAS 60/80 99.99 99.81 99.99 99.91
セミブローンAS
AC-100
99.99 99.93 99.99 99.98
高粘度AS タフファルトスーパー 99.86 99.65 99.86 99.63
改良AS エコファルトk2 99.96 99.85 99.96 99.91
同一人、同一試験機による結果
附属機器・附属機器
空冷式冷水循環装置 CA-31UP オイルフリースクロールコンプレッサ
SLP-22B(防音型)

抽出促進管 円筒ろ紙用バスケット フィラー回収用フィルター
各装置仕様
<外径寸法> <一次入力電源>
強制循環式自動
アスファルト抽出装置
1700W×1300D×2000Hmm 3φ 200V 約14KW 60A
炭酸ガス自動消火装置
COX-7EN
320W×215D×920Hmm AC 100V 3A
空冷式冷水循構装置
CA−31UP
790W×640D×990Hmm 3φ 200V 約3.1KW 30A
オイルフリーコンプレッサ
OLD-07PC
945W×375D×755Hmm 3φ 200V 約0.75KW 10A
オイルフリースクロール
コンプレッサ SLP-22B(防音型)
500W×610D×835Hmm 3φ 200V 約2.2KW 20A
*改善のため仕様を予告なく変更することがあります。
安心してお使いいただくために
1.設置後、専属サービスマンが十分に取扱い説明・指導を行います。
2.日常の点検業務・作業準備は、チェックシートによって簡単に行う事が出来ます。
3.設置後、3 ヵ月・12 ヵ月に定期点検を行います。(1 年後は別途保守契約)
4.トラブルが発生した場合は、すぐにご連絡下さい。専任担当者が電話又はFAX で対応、必要に応じてサービスマンが責任をもって伺います。
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