無段変速ローラコンパクタ
TR-323M
概要
 実際の現場で行われている混合物の締固めは、一般にタイヤローラやマカダムローラなどによって行われ、混合物は型ワクのない状態でローラによって進行方向に押し出されたり、もぐり込んだり、こね返されながら転圧されています。従って突固めた供試体とは骨材のかみ合い状態、密度などに相当な相違が生じることになります。
 本装置は電動機を動力源とし、クランク装置により供試体型ワクを移動させ、常時一定のこね返し圧力をローラにより加え、実際の現場で締固めるのと非常に近い効果を与えることができます。この装置により得られた供試体の試験結果は、信頼性に富み近年各方面に広く利用されています。


特長
 従来の落錘式のランマによる衝撃的な締固めに比べ、緩速および静的な動圧力によってこね返すように締固めますので、密度の高い、施工現場の締固めに近い状態の供試体を作成することができます。


仕様
駆動装置 電動チェーン駆動クランク方式
電動機付無段変速機 0.75kw AC200V 三相
伝導装置 ローラチェーン式
クランク装置 ストローク、320mm、420mm 二段切換式
往復回数 カウンタ表示、任意回数設定カウンタ
点圧速度 ストローク
mm
320 420
転圧速度
cm/sec
1.7〜17 2.3〜23
備 考
ローラ負荷装置 レバー式分銅負荷方式
ローラ半径 460mm
輪荷重 0〜1,100kg
線圧 0〜36.7kg/cm2(供試体寸法巾3cm の場合)
締固め密度 93%以上
適用供試体寸法 供試体寸法 巾300mm×長さ300mm×厚さ50mm
供試体高さ 50mm 100mm 150mm の3 種類できます。
機体寸法 長さ2,200mm×巾790mm×高さ1,700mm
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
▲PAGE TOP
個人情報の取り扱いについて Copyright(C) 2006 MARUTANISHIKO, LTD. Allrightsreserved.