空気圧式ローラコンパクタ
TR-335
概要
 実際の現場で行われている混合物の締固めは、一般にタイヤローラやマカダムローラなどによって行われ、混合物は型ワクのない状態でローラによって進行方向に押し出されたり、もぐり込んだり、こね返されながら転圧されています。従って突固めた供試体とは骨材のかみ合い状態、密度などに相当な相違が生じることになります。
 本装置は電動機を動力源とし、クランク装置により供試体型ワクを移動させ、常時一定のこね返し圧力をローラにより加え、実際の現場で締固めるのと非常に近い効果を与えることができます。この装置により得られた供試体の試験結果は、信頼性に富み近年各方面に広く利用されています。


特長
レバー式分銅負荷方式のものに比べて転圧荷重調整がレギュレタ操作で行えますので簡単に調整できます。また、転圧ローラの上昇下降がハンドバルブの切替操作により簡単に行えますので締固め供試体の取りはずし取り付け等の準備時間が短縮できます。
操作盤には、転圧ローラ部ヒーター温調装置や任意設定転圧回数で自動停止するプリセットカウンタが組み込まれております。
供試体高さ寸法が150mm のものまで転圧できます。
独自のクランク方式を使用している為、機体寸法を小さくできまし
た。巾1,400mm×長さ810mm×高さ2,035mm

 本機は、エアシリンダ方式により供試体にローラ転圧を加えるようにしたものであり300×300×50mm は、もちろん、水浸ホイル用型枠300×500×10mm の供試体も作れます。
仕様
駆動装置 電動チェーン駆動クランク方式
電動機・減速機 0.75kw AC200V 三相
伝導装置 ローラチェーン式
クランク装置 ストローク、320mm、420mm 二段切換式
往復回数 カウンタ表示、任意回数設定カウンタ
点圧速度 ストローク
mm
320 420 520
転圧速度
cm/sec
1.7〜17    2.3〜22 3〜27
備 考
ローラ負荷装置 レバー式分銅負荷方式
ローラ半径 0.46m
輪荷重 0〜11kN
線圧 0〜3.67Mpa(供試体寸法巾0.3m の場合)
締固め密度 93%以上
適用供試体寸法 供試体寸法(2) 巾300mm×長さ300mm×厚さ50mm
供試体高さ 50m 100mm 150mm の3 種類できます。
機体寸法 長さ2,200mm×巾790mm×高さ1,700mm
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
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