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セメントミルク注入器
SMT-CM-500
概要
 都市部における建築構造物の基礎地盤の液状化対策が近年注目されており、中でも振動・騒音などの周辺への影響の少ない環境対応型の工法が求められている。現在、砂地盤の液状化対策として用いられる密度増大工法に、CPGや静的締固め砂杭工法等の新しい工法があり、これらの工法によって、実施工において充分なN値、液状化強度の増加があると報告されている。しかし、建設現場では地盤改良効果が得られているものの、実際にはその締固め機構には未解明な点が多く、統一された設計法は確立されていない。
 本装置は特に繰り返しによる砂地盤の改良効果の解明を目的とし、静的締固め工法を再現した模型実験を行うことのできる装置で、1)試料を入れるテストタンク、2)ひずみ制御による注入機、3)応力制御による注入機、の3つで構成されています。

ひずみ制御注入器

テストタンク

応力制御注入器

仕様
テストタンク
内寸法 490φ×200Hmm
水平変位計 6ch
注入パイプ 多孔式 3本
任意注入金具 3set
ひずみ制御注入器
注入量 MAX500cc/min
貯液タンク 有効内寸80φ×255mm
スクリュウジャッキ 5kN 30mmストローク、ジャバラ付
モーター スピードコントロール式 AC100V 0.2kW
圧力計 ひずみゲージ式 2Mpa
変位計 巻取型500mm
応力制御注入器
貯液タンク 有効内寸100φ×200mm
圧力調整 精密レギュレーター
圧力計 0.6級
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
主な納入先
・九州大学
 
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